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Yuming World 

 雨が好き。抜けるような青い空も好きだけど、やっぱり雨が好き。

 活字の世界で、雨ほど情緒を書き立てるものはない。

 なぜ「雨」に惹かれるのか? メッセージが私の元へ届けられた。



 人は天を仰ぎ見ることしかできない。

 雨は唯一、天と地を結ぶ。

 雨は天の国と地の国をつなぐものだから。

探訪 松任谷由実の世界 Yuming World 探訪 松任谷由実の世界 Yuming World
斎藤 郁男、深海 遙 他 (1998/10)
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ユーミンの曲と出会ったのは、小学校6年生のとき。アルバム「COBALT HOUR」のジャケットがキスシーンで、ドキッとしたを覚えている。初めて聞くユーミンは、なぜか懐かしさみたいな感覚があり、すんなりと身体にはいっていった。

 その後、本格的にユーミンにどっぷり浸かり始めたのは高校生になってから。友達にLPを借りては録音していたので、歌詞カードをじっくり眺める間がなかった。

 ユーミンの曲は大好きだったけれど、どれもこれも歌詞の良さを理解していたわけではなかった。単にメロディと、サビの部分の歌詞が気に入っていただけに過ぎない。どの曲も、そらで歌えるものがないのが、その証拠。

 ライタースクールに入学して、ユーミンファンのNさんと出会った。Nさんは、文字を、行間を、そして何よりも言葉というものを大切に扱う人だった。同じユーミンファンとして話が盛り上がったときに、Nさんのユーミンに対する想いの深さに恐れ入った。私ごときが「ユーミンファン」などと名乗ってはいけなかったのだ。歌詞についてNさんと語り合うことなど到底できはしなかった。それから私は遅ればせながら、どの曲も、誰の曲でも、歌詞をじっくりと味わうようになった。

 ライター業を選択した私にとってNさんとの出会いは、まさにシンクロニシティ。大いに感謝している。Nさんは、いまではコピーライターとして活躍している。言葉のもつ大切さを誰よりも知っていた彼女には、ぴったりの職業だと思う。ぜひ、大きく羽ばたいてほしい。

 前置きがずいぶん長くなってしまった。そんなわけで、この「Yuming World」は、写真と文章が見事にマッチして、ユーミンファンでなくとも、ユーミンの独自の世界観を理解するにはもってこいだと思う。古い本だけれど、この1冊には、ライターである深海遥さんの魂が込められているのがわかる。どのページも、ていねいにていねいに書かれてあって、愛が伝わってくる。プロの心意気を感じた。もちろん、こんな素晴らしい本を作るんだからプロに決まってはいるけれど、私なんて、とても足元には及ばない。ライターは言葉を紡ぐのが仕事なんだと、改めて考えさせられた。
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[2006/09/19 23:35] | TB(0) | CM(0)

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